去る8月5日,午後3時から司法書士会館で県との懇談会を行いました。
県からは前回と同じ2名,当方は弁護士1名,司法書士4名,あざみの会から2名参加しました。
話の中心は,最近廃業した個人の貸金業者について,その所在(住所)がわからないことから,廃業届けなどの閲覧・当社ができないか,ということでした。
県としては,現在,登録されている業者については登録簿の閲覧制度があるが,すでに廃業した業者については個人情報保護条例との関係で,ストレートに開示することは難しい,とのことでした。
ただし,弁護士法23条の2による照会なら,回答可能とのことです。
全国的な運用の改善を求めていくしかないと思われます。
その他,セーフティネットの問題など,活発な議論が交わされ,終了は4時30分を過ぎたころになりました。