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和歌山の司法書士・戸井洋木が綴る司法書士の日常に関するブログです。
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プロフィール
HN:
戸井洋木
年齢:
58
性別:
男性
誕生日:
1966/09/29
職業:
司法書士・行政書士
趣味:
居合道
自己紹介:
早稲田大学第一文学部中退。
近畿大学法学部卒業。
和歌山市内に事務所を持つ司法書士。
特に借金問題や過払金返還請求などに力を入れています。
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和歌山県田辺市で年度内にも100人に1人が生活保護の受給者となりそうだ。人口1000人当たりの生活保護の受給者(保護率)は5月で9・94人、3年前に比べて1・5人増えている。特に独り暮らしの高齢者が占める割合が高くなっており、不況に加え、高齢化や核家族化が要因で今後も増加傾向は続きそうだ。


 市が5月に生活保護費を支給したのは618世帯800人。合併した05年5月と比べて93世帯104人増えている。3年前の5月の保護率は8・44人だった。

 受給世帯の内訳は高齢世帯が51・4%、傷病世帯が29・2%、障害世帯が12・3%、母子世帯は4・4%、その他2・7%となっている。

 受給618世帯のうち半数近くの285世帯が65歳以上の独り暮らし。国民年金で生活していた高齢者が医療費がかさむようになったのを機に、受給者になる場合が増えている。

 雇用状況が良くないのも受給者増の大きな要因だ。病気やけがで失業して受給者になった後、体調が良くなっても高齢だと就職が決まらないことがある。

 核家族化も受給者増の要因になっている。親子世帯が一緒に暮らしている場合は家族で収入を補い合うことができるが、核家族化でその傾向は弱まった。親世帯が生活困窮になった状況を、離れて暮らす子ども世帯が知らなかった事例もある。

 こうした高齢化や核家族化の傾向は強まるばかりで、市福祉課は「被保護者が増える要因が将来的にもより顕著になりそうで今後も被保護世帯は増えるだろう」と話している。

 市の生活保護費の支給額(扶助費)は07年度は11億8000万円、08年度は12億5000万円を計上しており、年々増えている。生活保護費の半分は受給者の医療費が占めている。

 市福祉課にはケースワーカー(生活保護担当職員)が7人いて、受給者から相談を受けたり、自立に向けた就労支援を行ったりしている。

 県によると、08年4月の被保護世帯は9287世帯で1万2107人。保護率は田辺市を上回る11・87人。4月の保護費総額は約17億5000万円となっている。田辺市周辺では4月の保護率は白浜町が9・69人、上富田町は6・37人、すさみ町は12・61人、みなべ町は6・95人だった。
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